運動経験という過信がもたらす体力の衰え

私が健康の大切さを感じたのは、何気ない日常生活での一コマでした。私の家は最寄駅から1.5㎞ほど離れているのですが、普段は歩いて駅まで向かうか、急いでいる時はバスに乗って向かっています。その日はどうしても乗らなければいけない電車があり、バスもうまい具合に来なかったので小走りで駅に向かったのですが、すると翌日、足腰にひどい筋肉痛が出てしまいました。実は私は昨年までマラソンを趣味にしていて、脚力には自信があったのですが、ここ1年ほどは生活が忙しくてまったく走っていませんでした。正直なところ、30歳代に入ると筋肉はどんどん落ちていくと知ってはいましたが、長年の運動経験があるから大丈夫、とタカをくくっていました。ですので、ちょっとした小走りで筋肉痛が出てしまったのはかなりショックで、こうして人は知らない間にどんどん老化していくのだなと実感しました。生活の中で定期的に運動を行うのはなかなか難しいことですが、運動習慣が無い人は有る人に比べて生活習慣病や転倒に伴う骨折などのリスクも高まります。週に1回だけランニングをする、寝る前にスクワットだけ行う、といったように、自分にできる範囲で運動を継続していこうと思います。